不妊治療7年目で陽性反応!KLCでの採卵~移植・胎嚢確認までをまるっとレポート

こんにちは。
6年以上を不妊治療に費やした、ひよこです!
今回初めて正常妊娠が確認できましたので、採卵周期~胎嚢確認までの様子をまとめさせていただきました。

今までの採卵&移植時との大きな違いは…

    • 採卵周期…ゴナールエフ75投与、生理16日目の採卵
    • 移植周期…生理25日目の移植

こんな感じです!
その他にも小さな違いがあるので、これから詳しくお伝えしますね。

※個人の見解です。参考程度にご覧いただけると嬉しいです。

  • この記事を書いた人

汎用ひよこ

不妊治療を6年間経験したひよこです!
転院した数は5回ほど。
そのうち3院で体外受精の経験があります。
最後の砦と言われている加藤レディスクリニックにて、4回目の移植で着床・正常妊娠しました!
2022年6月に出産。

胚盤胞の評価

胚盤胞になった時間最後の観察じまでの時間アシステッドハッチング胚盤胞の大きさ形態的評価総合評価
112113あり1691A

※形状1…とてもに良い/形状2…良い/形状3…普通(KLCでの見た目の評価)
私は今回、5日目胚盤胞のグレードAを移植しました。
胚盤胞になった時間と最後の観察までの時間が短く、培養士さんから非常にいい受精卵だとお墨付きをいただくことに!
胚盤胞になってからすぐに保存できる状態になったため、急いで凍結したようです。

ただ、以前同じグレードの受精卵を移植しましたが、着床すらせず…。
そのため、一喜一憂せずに冷静に話しを聞いていました。

ちなみに、いままでの胚盤胞のグレードはこちら。

 胚盤胞になった時間最後の観察じまでの時間アシステッドハッチング胚盤胞の大きさ形態的評価総合評価
今回112113あり169A
1回目初期胚:(発育ステージ4cell、グレード3)
2回目118119あり1671A
3回目119143あり1703C

今回と今までの数字で大きく変わるのが、胚盤胞になった時間と最後の観察までの時間。
先ほどお伝えした通り、いつもより胚盤胞になるのが早かったです。
胚盤胞になった時間~最後の観察までの時間は短いと発育スピードが早く、いい受精卵だと培養士さんに教えていただきました!

採卵周期

KLCでの6回目の採卵。

今までと違う点は…

  • ゴナールエフ75を投与
  • 生理16日目の採卵

私はAMHの値が高く、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なのですが、加藤レディスクリニックに転院してから、生理周期が整っていました。

そのため今までは、採卵周期にクロミッドのみの服用。
ですが今回はなかなか卵が大きくならず…。

生理8日目でゴナールエフ75の中刺激治療に切り替わりました。
KLCでは注射を追加するかは、生理8日目で決めるようです。
ホルモン値で判断されるため、中刺激の治療を試したくてもできないのが少し残念…。

また本来であれば生理15日目に採卵だったのですが、予定があり1日ずらしてもらいました。
先生からは「もしかすると…排卵してしまうかもしれないよ」と言われましたが、どうしても外せない用事があり…。

採卵前に排卵することはなく、充分に成熟卵がとれたので、結果的には1日遅らせてよかったです!

移植周期

回数移植日受精卵薬/サプリ鍼灸内膜判定日hcg
4回目(今回)生理25日目5日目胚盤胞・葉酸
・ビタミンD
・カルシウム
・百寿
・ビフィズス菌
週1回の鍼灸
移植周期よもぎ蒸し(2回)
10mm42.2
(正常妊娠)
1回目生理19日目初期胚・ビタミンD
・鉄分
・カルシウム
なし9mm
3.9
(子宮外妊娠)
2回目生理19日目5日目胚盤胞・葉酸
・ビタミンD
・カルシウム
・百寿
週1回の鍼灸
移植周期よもぎ蒸し(1回)
10mm0.0
3回目生理19日目5日目胚盤胞・葉酸
・ビタミンD
・カルシウム
・百寿
週1回の鍼灸
移植周期よもぎ蒸し(1回)
9mm2.1
(子宮外妊娠)

今回、KLCでの4回目の移植。
他院を合わせると、6回目の移植でした。

今までと違う点は…

  • なかなか卵胞が育たずいつもより移植日が後ろ倒しになった
  • 点鼻薬を指定の時間にできず予定よりも1日あとになった
  • よもぎ蒸しをこの周期に2回おこなった
  • 腸内環境を整えるためビフィズス菌を取り始めた

なかなか卵胞が育たず、移植の日が伸びた…というのが印象に残っています。
鍼灸で相談したところ、生理16日目によもぎ蒸しをすることに。
そのおかげもあり、卵胞が順調に育ち、移植に進むことが出来ました。

また、初めてビフィズス菌を取り始めたのもこのころ。
本当はラクトフェリンを飲みたかったのですが、近くのドラッグストアに取り扱いがなく…。
ビフィズス菌を購入しました。

『腸内フローラを整える=腸活する』と子宮内の細菌環境(子宮内フローラ)も整い着床率、妊娠率が向上します。

このように社会医療法人 愛育会 福田病院のブログに書かれてたため、ビフィズス菌でもいいか…という感じでした。

KLCでは35歳くらいの年齢だと、6回目の移植で着床する方が6割らしいです。
先生のこの言葉にもうちょっと頑張ろう!
と思えました。

移植後の症状

BT0日目移植直後。特に変わった症状はなし。ワタリガニのパスタを探したり、水天宮にお参りにいったり…。ジンクスを楽しみました!
そのあと鍼灸に行き、鍼とお灸を行っています。
BT1日目卵管痛、強い眠気、茶オリ
BT2日目体が熱い、夜吐き気
BT3日目鼻がムズムズ、スースーする、左下腹部痛
BT4日目眠気、顔のむくみ、下腹部のきゅーっとした痛み
BT5日目下腹部がチクチク
BT6日目夜中に卵巣がチクチク
BT7日目判定日/HCG42.2 妊娠継続率68%
少し下腹部が痛い
左乳首が痛い
脚の付け根が痛い

今までと違い、着床時の症状が表れていました。
一番驚いたのが、今までなかった移植翌日の出血。
そのときは移植で傷ついたのかな?と思いましたが、もしかすると着床出血だったのかもしれません。

そして、とにかく鼻がスースーし、くしゃみが止まらなかったです。
顔もなんだかぼやぼやして、若干かゆみもありました。

判定日から2週間後に胎嚢確認。
その後は生理痛のような痛み、腰痛、茶オリ、気持ち悪さがありました。
茶オリは1週間ほど続き、ピタッととまり、ほっとしたのを覚えています。

それからさらに2週間後、1回目の心拍確認。
また2週間後に2回目の心拍確認となり、加藤レディスクリニックに転院してから1年後に卒業しました。

6年以上の妊活・不妊治療を終えて…

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
陽性判定時の採卵~判定日までの記録をまとめさせていただきました。

不妊治療を頑張られている方の参考になれば、嬉しいです。

私は、20代後半から妊活をはじめ、気づけば7年目に突入をしていました。
30代は半分を不妊治療に費やすことに…。

このまま赤ちゃんができなかったらどうしよう…
いつまで治療を続けるべきか…
どうせ上手くいかない…

こんな風に毎日、毎日…焦りや不安に押しつぶされそうでした。

ですが、諦めないで頑張れたのは応援してくれた方方々のおかげです。

Twitterやインスタグラムのフォロワーさん、転院前にさまざまな検査を勧めてくれたお医者様、かならず結果はでる!とクリニックのデータから励ましてくれた加藤レディスクリニックの先生…。

「どんなお母さんになりたいですか?」と問いかけてくれた鍼灸師の方。

Twitterで快く質問に答えてくれた、医療関係者の方々。

皆さまがいなければここまで頑張ることが出来ませんでした。
心より感謝しております。

不妊治療では努力が結果に結びつくことは少なく、頑張っても頑張っても思うように行かないことがとても多いです。

私は諦めきれず治療を続けておりましたが、それが正しいこととも限らず、幸せのかたちはひとそれぞれ違うと感じております。

もし、選択する上で体験者の声を聞きたいというときは、できる限りの情報を提供いたしますので、お気軽にTwitterにてメッセージください。

今治療を頑張られている方にとって、最善の選択ができるよう、心よりお祈りいたします。