加藤レディスクリニックでの不妊治療体験談

6年以上の不妊治療を経験した、ひよこです。
最終的に最後の砦と言われる、加藤レディスクリニックで陽性反応が出て、無事に出産をいたしました。

加藤レディスクリニックは実績が高く、全国的に有名なクリニック。
加藤レディスクリニックの治療で、2000年～2020年の間に58,767名の赤ちゃんが産まれています。

そのため加藤レディスクリニックでの治療を検討している方はとても多く、毎日たくさんのDMをいただきます。

そこで、加藤レディスクリニックでの採卵や移植周期の流れ、採卵・移植当日のスケジュールなど、TwitterやInstagramでよくいただく質問の答えをまとめてみました。
加藤レディスクリニック（KLC）での治療を迷っている方はぜひご参考ください！

加藤レディスクリニック・KLC採卵前の通院回数

採卵周期の通院回数は、採卵当日を含め4日ほどでした。
診察時間は受付～クリニックを出るまで、2時間くらいかかります。
受付開始時間は他のクリニックよりも早く、朝7時半から開いていました。
そのため、新宿付近にお勤めの方は、会社を休んだり遅刻したりする心配はありません。
詳しくは、「加藤レディスクリニック・klc採卵周期の通院回数は？遅刻・早退は必要？　」の記事をご覧ください。
追記：不妊治療保険適用に伴い、待ち時間が伸びているそうです。4時間を見ておくと安心です。

加藤レディスクリニック・KLCの採卵当日のスケジュールや費用

採卵当日のタイムスケジュール

時間	やること	メモ
7時40分	受付＆精子の持ち込み同意書を提出。自分で血圧を計測。
7時50分	培養室に精子を提出。ナースセンターで手術着に着替え。ベットでしばらく待機。	容器に夫の名前・診察券番号・妻の名前・採取時間を忘れずに！
8時24分	トイレに案内される。このとき、パンツを外す。（ブラはつけていたOK）
8時27分	採卵室前に案内される。
8時40分	採卵終了	麻酔なし＆採卵すひとつのため、約10分ほど。あっという間です！
8時47分	採卵結果と採卵後の注意事項を看護師さんから説明を受ける。そのあとベッドで休憩。	今回の採卵数は1個。
8時57分	膣に入れたガーゼを抜く。腹痛などなければ、着替え。	加藤レディスクリニックでは、自身でガーゼを抜きます！・枚数（2枚）・出血この点を確認。
9時5分	フロアを移動。培養士さんの問診待ち。
9時10分	培養士さんから採卵結果を受ける。	ここで、成熟卵なのか、未成熟卵なのか確認します。また受精方法も決定。
9時15分	医師の問診待ち。
9時20分	医師の問診。	プラノバール（ピル）を処方。次の移植に向け、生理周期を整えるため。
9時25分	お会計待ち。
9時40分	お会計。	228,925円！

採卵当日は受付からお会計まで、2時間ほどかかります。
加藤レディスクリニックでは採卵時に全身麻酔を用いらないため、回復までの時間が短く、当日出勤することもできました。
追記：不妊治療保険適用に伴い、待ち時間が伸びているそうです。4時間を見ておくと安心です。

採卵当日の費用

請求項目	請求金額
採卵4回目（成果報酬含め5回目）	188,925円
採卵消耗費	40,000円
クロミッド錠50ｍｇ（10錠）	1,160円
ボルタレンサポ25ｍｇ（3つ）	165円
フロモックス錠100ｍｇ（6錠）	396円
プラノバール配合錠（12錠）	204円
合計	230,850円

採卵消耗品代の40,000円は現金での支払いになります。
その他はクレジットカード決済が可能。
詳しくは、「加藤レディスクリニック・klcの採卵当日の様子・費用公開！不妊治療ブログ」をご覧ください。

加藤レディスクリニック・KLC移植周期の通院回数

移植周期の通院回数はホルモン値が安定していれば2回で済みました。
受付からクリニックを出るまで、1時間ほどで終了することが多かったです。
詳しくは「加藤レディスクリニック・klc移植周期の通院回数は？遅刻・早退は必要？」をご覧ください。

追記：不妊治療保険適用に伴い、待ち時間が伸びているそうです。

加藤レディスクリニック・KLCの移植当日のスケジュールや費用

移植当日は受精卵の融解（解凍）に時間が必要なため、受付からお会計まで、7時間くらいかかることが多かったです。
そのため、会社はいつも休んでいました。
加藤レディスクリニックでは365日対応しているので、土日も移植できます。
費用は12万円ほどです。
詳しくは「加藤レディスクリニック・klcの移植当日スケジュール・費用！体験ブログ」をご覧ください。

体外受精陰性時の胚盤胞の評価や血液検査の結果・判定日までの体温

胚盤胞のグレード

発育ステージ	孵化（うか）胚盤胞
胚盤胞になった時間	118
最終の観察時までの時間	119
アシステッドハッチング	あり
胚盤胞の大きさ	167㎛
形態的評価（見た目の評価）	1 （とても良い）
総合評価（妊娠率）	Ａ（55％～70％）
子宮内膜	10ｍｍ

加藤レディスクリニック独自の評価では、最高ランクのA評価。
子宮内膜も10㎝と良い状態でした。

移植当日の血液検査の値

E2	200pg/ml
P4	21.17ng/ml

卵胞ホルモン（エストロゲン）は基準の範囲なので問題なし。
黄体ホルモン（プロゲステロン）は少し高かったです。
ただ加藤レディスクリニックでの基準値はクリアしていたので、問題なく移植できました。

移植後の体温の推移

BT1日→36.5
BT2日→36.85
BT3日→36.80
BT4日→36.68
BT5日→36.70
BT6日→36.82
BT7日→36.67
BT8日→36.90

移植後から0.3度ほど上昇。
高温期が続きましたが、残念ながら陰性でした。

詳しくは「加藤レディスクリニック・KLCでの体外受精ブログ！陰性時の数値は？」をご覧ください。

体外受精で陽性！採卵周期や移植周期にしたこと・移植後の体の変化

胚盤胞の評価

胚盤胞になった時間	最後の観察じまでの時間	アシステッドハッチング	胚盤胞の大きさ	形態的評価	総合評価
112	113	あり	169	1	A

陰性時の胚盤胞の評価同様、最高ランクのA評価でした。

採卵周期

ゴナールエフ75を投与
生理16日目の採卵

今までと違う点です。
いつもの採卵周期にクロミッドだけを服用していましが、陽性時はゴナールエフ75を用いた治療でした。
また卵子がなかなかそだたず、生理16日目でやっと採卵にいたりました。
普段は14日後です。

移植周期

回数	移植日	受精卵	薬/サプリ	鍼灸	内膜	判定日hcg
4回目（今回）	生理25日目	5日目胚盤胞	・葉酸・ビタミンD ・カルシウム・百寿・ビフィズス菌	週1回の鍼灸移植周期よもぎ蒸し（2回）	10mm	42.2 （正常妊娠）
1回目	生理19日目	初期胚	・ビタミンD ・鉄分・カルシウム	なし	9mm	3.9 （子宮外妊娠）
2回目	生理19日目	5日目胚盤胞	・葉酸・ビタミンD ・カルシウム・百寿	週1回の鍼灸移植周期よもぎ蒸し（1回）	10mm	0.0
3回目	生理19日目	5日目胚盤胞	・葉酸・ビタミンD ・カルシウム・百寿	週1回の鍼灸移植周期よもぎ蒸し（1回）	9mm	2.1 （子宮外妊娠）

移植後の症状

BT0日目	移植直後。特に変わった症状はなし。ワタリガニのパスタを探したり、水天宮にお参りにいったり…。ジンクスを楽しみました！そのあと鍼灸に行き、鍼とお灸を行っています。
BT1日目	卵管痛、強い眠気、茶オリ
BT2日目	体が熱い、夜吐き気
BT3日目	鼻がムズムズ、スースーする、左下腹部痛
BT4日目	眠気、顔のむくみ、下腹部のきゅーっとした痛み
BT5日目	下腹部がチクチク
BT6日目	夜中に卵巣がチクチク
BT7日目	判定日/HCG42.2　妊娠継続率68％少し下腹部が痛い左乳首が痛い脚の付け根が痛い

判定日のβhcgの数値

加藤レディスクリニックでは胚盤胞移植の場合、移植日の7日後に判定日を迎えます。
その時のβhcg（血液中のhcgの値）は42.2。
出産までに至る確率は、68％でした。
このとき、数値が100以上あると安心できるようで、出産まで不安な日々を過ごしていましたが、2022年6月、無事に出産。
ここでようやく、6年以上の長い不妊治療が終わりを迎えました。

陽性反応時の採卵～移植、移植後の症状の詳細は「不妊治療7年目で陽性反応！KLCでの採卵～移植・胎嚢確認までをまるっとレポート」をご覧ください！